【店休日のお知らせ】

第3日曜日につき、本日、予定通り店休日とさせていただきます。

また明日より、宜しくお願い致します。

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【BARism-#03-171108】

湘南・鎌倉からBAR文化を発信する!
#BARism#大船#大船バー#ペイネ#聖月庵#ちいさなバカンスに乾杯
『Tikiカクテルの祖』ドンビーチと時を同じくして、ライバルがいた。名をヴィクター・J・バージロンという。

1902年、サンフランシスコに生まれ、6歳の時に右膝に結核菌が入った為に片足を切断している。海軍病院で長くリハビリを試みたが断念し、ハンディーキャップをネガティブにとらえることを止めた。後年、この脚は鮫に喰われた、と法螺を吹き回ったほどである。ドンビーチといい、この手の男は至極楽天的である。

1934年にオークランドで『ハンキーディンクス』という小さなレストランバーを開業する。バージロンは、キューバを回りラムを学び、ハワイで楽天的な生き方を学ぶ。3年後、店名を『トレーダーヴィックス』と改め、内装をポリネシア風に変え、TIki Style Barの礎を築く。名物料理は、中華・フレンチ・イタリアンなどを1皿に盛ったプレート料理。ドンビーチのプププラッターを彷彿させる。この当時のアメリカ人にとって、中華とは異国情緒溢れる魅力的なものと捉えられていたのだろうか。

さて、本格的にドンビーチと対峙するのは、『マイ・タイ』カクテルだろう。

バージロンは、タヒチから来た2人の友人に即興でラムカクテルを供する。それを飲んだ2人が、マイ・タイ(この世のものとは思えない最高のもの)と称する。1944年のことである。

マイタイ人気が定着した後年、ドンビーチがマイタイは自分が1933年(ドンビーチがドンズビーチコンバーを開店した年)に創作したと主張した。が、レシピはバージロンのものよりも複雑な全く別物であった。多分、別々に創作したものが同じネーミングとなり、知名度から著作権争いになった、といったところだろう。ほとんど制作権のようなものを持たないバーテンダーの不幸である。後、マイタイはバージロンのものが主流となる。

バージロンはトレーダーヴィックスをフランチャイズ展開し成功を収め、1984年サンフランシスコの自室にて息を引き取った。
≪マイタイ・カクテル≫
-材料-

ダークラム x 60ml

トリプルセック x 20ml

ライムジュース x20ml

オルジートシロップ x20ml

ミントリーフ、オレンジスライス、チェリー
-作り方-

シェイカーにオルジートシロップまでを入れよくシェイクし、クラッシュドアイスを詰めた大振りのロックグラスに注ぐ。

トップにミントリーフ、オレンジスライス、チェリーを飾り、ストローを挿す。
トレーダーヴィックスは東京のニューオータニホテルにも出店している。一杯の楽園を求め、身近に都内で楽しんでみてはいかがだろう。(西宮聖一朗)

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コース仕立ての『晩秋』メニュー、更新いたしました

すっかり寒くなってきました。
コース仕立ての『晩秋』メニュー、更新いたしました。
シガーを合わせたコーヒーカクテルのメニューはオススメです。
特に土曜日の【オムステ】を加えたら、完璧なシガーコース!

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ボジョレーヴィラージュヌーボー飲み比べ企画

ペイネ恒例の、ルイテット社のボジョレーヴィラージュヌーボー2014/2015/2016/2017の年代別飲み比べ企画です。
同年のメーカー別は他店に任せて、当店は同一ネゴシアンによる年代別ワインをお楽しみ頂こうと思います。

完全予約制(前金制・人数制限あり・先着優先)
参加費:4,000(チャージ別途)
日時:11月18日(土)21:00スタート

詳細はこちら

 

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